兵庫県赤穂市の南東、瀬戸内海に面した赤穂御崎、
その突端にあるのが灯台が丘です。
JR播州赤穂駅からバスで20分、山陽道赤穂インターから車で15分。
神戸からJRでも車でも約1時間半でここに辿り着きます。
灯台が丘のてっぺんには白い灯台が立ち、
中腹には手積みの石垣に守られた細い坂道が続きます。
西には河口を利用した御崎港とマリーナがあり、
南には「海の見える露天風呂」で有名な御崎温泉旅館群が並びます。
灯台から東へ急な階段を降りると小さな海水浴場へ。
この灯台が丘で、私たちは仕事をしたり暮らしたりしています。
高度成長期にはとても人気のある観光地だった赤穂御崎、
通りにもお店にも人があふれていたそうですが、
私たちの知っているのは、がらんと明るく静かで
不思議な透明感の漂う海色のまち。
廃墟となりつつある保養所や別荘や小さな古い家。
春には桜の咲き誇る海沿いのドライブ道。
海岸には絶景を楽しみながらのんびり歩く遊歩道。
ゆるやかに時間は流れて、
でも気がついたら辺りが夕焼けに染まって、
充実した一日が終わりに近づくのです。
兵庫県赤穂市の南東、瀬戸内海に面した赤穂御崎、
その突端にあるのが灯台が丘です。
JR播州赤穂駅からバスで20分、山陽道赤穂インターから車で15分。
神戸からJRでも車でも約1時間半でここに辿り着きます。
灯台が丘のてっぺんには白い灯台が立ち、
中腹には手積みの石垣に守られた細い坂道が続きます。
西には河口を利用した御崎港とマリーナがあり、
南には「海の見える露天風呂」で有名な御崎温泉旅館群が並びます。
灯台から東へ急な階段を降りると小さな海水浴場へ。
この灯台が丘で、私たちは仕事をしたり暮らしたりしています。
高度成長期にはとても人気のある観光地だった赤穂御崎、
通りにもお店にも人があふれていたそうですが、
私たちの知っているのは、がらんと明るく静かで
不思議な透明感の漂う海色のまち。
廃墟となりつつある保養所や別荘や小さな古い家。
春には桜の咲き誇る海沿いのドライブ道。
海岸には絶景を楽しみながらのんびり歩く遊歩道。
ゆるやかに時間は流れて、
でも気がついたら辺りが夕焼けに染まって、
充実した一日が終わりに近づくのです。
賑やかにやりたければ、お城通りの「 満月バー」に繰り出す。
美味しい料理に美味しいワインと楽しいライブと楽しい仲間が待っている。
ひっそり過ごしたい時は、グラス片手にきらきら坂に
座り込んで月の出を待つ。
ここでしか味わえない至福の時間だ。
灯台が丘に暮らすと月がとても重要になる。
月の満ち欠けがわかるカレンダーを部屋に飾り、潮汐表を漁協でもらってくる。
満月の日はあたりが輝いているし、新月の日は海が真っ暗で別の表情を見せる。
もちろん、それぞれの日が大潮となる。
釣りをするにも貝やシーグラス拾いにも必要な情報だ。
引き潮の時は畳岩に渡れる。裏側で寝そべって海を眺めるのはかなり楽しい。
時々「すなめり」を見たりすることもできる。
でも慣れるまで発見するのはちょっと難しい。
一日中しっかり働いた後は、海辺でビールを飲む。
灯台が丘では、どこからでも夕焼けが綺麗なので、
そのうち夕焼け100選の写真集を作ろうと思っている。
でも写真じゃあの美しさは伝わらないよね・・。
灯台のふもとには最後の緞通場として西田緞通が平成元年まで操業していた。
御崎港の辺りは戦前に緞通場が立ち並んでいた地域だ。
子どもの頃よく機場で遊んだなあと懐かしそうに話す近所の人もいる。
ここは赤穂緞通の聖地なのだ。
三軒の赤穂緞通工房(ひぐらし・御崎345、毯なか、六月)が存在。
どこからでも見えるけど、行く道がわからないという御崎灯台。
私たちだけの秘密基地だったけど、そろそろ公開する時期になったと思う。
実は駐車スペースがあるのだけれど、初めて行くときやはりバス道から
一直線に伸びる階段を息を切らして上がっていきたい。
あたりはひっそりとして空と海の気配が漂っている。
・JR播州赤穂駅からバスで20分。
ウエスト神姫バス「御崎・かんぽの宿」行き
→「川口町東」下車:森の家&森の庭、幸灯工房、御崎345
→「御崎」下車:御崎カフェ・海ねこルーム、御崎ガラス舎
※土日は赤穂観光周遊バス「陣たくん号」もご利用できます。
・山陽道赤穂インターから車で15分。
・神戸からJRでも車でも約1時間半でここに辿り着きます。
※マップパンフレットをダウンロードすることができます。